火災保険・地震保険よもやま話その15
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Q今年家建てました。坪26万円の家作ったのですが保険金いくらでかければいいの???
A、新築価格でかけて頂ければOKです。
建物火災保険の設定出来る保険金の金額「評価」は一定の決まりがあります。
1、新築価格X建築費倍率(その時の物価との比較)
2、概観法1、2、共上下30%まで調整OKです(会社によるかも)
根本的に新築価格が分かっている場合は1、の取得価格法でOKです。
2、ですが
中古で買った場合など新築価格が分からない場合に主に使います。
例えば35坪→115㎡の家の場合
概観法で行うと写真の「新築費単価表」により愛知県・静岡県は
115㎡x168千円(木造在来工法等C構造の場合)=1848万円と出てきます。
30%ずつ調整可能ですので
1294万円~2402万円までOKとなります。
ですので質問の様な坪26万円の家は26万円X35坪=910万円となりますが
保険金910万円でも
新築価格が分かっていればOKです。
さすがに1000万切る家って殆ど見ませんが1000万と少しなら結構チラシに出てますよね。
逆に宮大工が作る様な坪100万円以上の家?
100万円X35坪=3500万円になりますよね
これも新築価格が分かっていれば保険金3500万円でもOKです。
しかし明らかに標準価格から逸脱するような値段の家は念のため
いつ誰がその保険金額を承認したか控えるようにしましょう。
もっというと
代理店が確認した保険会社の社員の名前までメモすれば万全???
中古で値段が分からない家も明らかに
「概観法」から値段が外れそうな場合も同様。
とにかく何かしら承認を得る場合は担当者のメモを。
何処の世界でも同じ事でしょうね。
そうそう「概観法」は使用部材・地区など基本金額から修正も可能です。
なんだか今日の話難しくなってしまいましたが興味ある方は問い合わせください。
更に詳しく教えます